営業代行・アウトソーシングなら
セイヤク
大手ECモールとして急拡大を続ける中、出店店舗の売上を確保するためには、ECモール側からの支援が必要となっていた。
そのため、自社でコンサルティング業務をしていたものの、限られた人員体制の中で出店店舗の売上目標を継続的に担保することが難しく、コンサルティング担当者一人ひとりにかかる負荷も大きくなっていた。
売上を拡大するには、店舗ごとにデータ管理やナレッジ活用、販促支援の質を高めることが不可欠であり、各店舗に対しミクロアクションを行うため、外部パートナー活用が検討されていた。
セイヤクでは、店舗単位での課題解決と売上の最大化を実現するため、コンサルティングチームを構築。
ディレクター・プロジェクトマネージャー・SVの管理層に加え、リーダー4名・メンバー14名という大規模体制を組み、一人当たり約200店舗を担当しながら成果創出に取り組んだ。
実行面では、架電・メール・チャット・Zoom・訪問などを組み合わせたマルチチャネル型のアプローチを展開。
加えて、定例MTGでは成功事例や販促手法のナレッジを全体に共有し、活動の質を高めながら再現性ある支援モデルを磨いていった。
また、活動状況や店舗ごとの実績データをもとに、KPIの設計・改善も並行して実施。柔軟な軌道修正を行うことで、現場の変化にもスピード感を持って対応できる運用体制を確立した。
稼働開始以降、継続的に月間の売上目標を100%以上で達成。担当店舗単位でも成果のばらつきが少なく、安定的に支援効果を発揮する体制が整った。
社内の定例会にナレッジ共有を組み込んだことで、各担当者の実行力が向上し、成果が属人化せずに蓄積される好循環が生まれている。
さらに、競合の業務委託企業とも連携する場面が増え、ECモール全体の流通拡大にも好影響を与えることができた。
企業内からは、「戦略転換や方針変更時にもスピード感を持って動いてくれるため、安心して任せられる」との評価も得られており、単なる営業支援にとどまらず、組織の推進力を高める存在として期待が寄せられている。