
案件を運営する際に意識していることは?
案件運営において2つの重要な要素を意識しています。
1つ目は、営業構造の創造と改善です。具体的には、ターゲットリストの選定から、業務の受け渡しのタイミング、時間配分の最適化まで、営業活動全体の体制づくりを重視しています。これらの要素をクライアントとしっかりとすり合わせながら、最適な営業体制を構築していきます。
体制構築においては、架電時間の配分、分析時間の確保など、具体的な時間配分まで踏み込んで設計します。これにより、メンバーが効率的に活動できる環境を整えることができます。
2つ目は、活動メンバーのモチベーション維持です。在宅勤務と出社のバランスを考慮し、コミュニケーションが取りやすい環境づくりを心がけています。特に実績が良好な場合は、柔軟な働き方を認めるなど、メンバーのモチベーション向上につながる施策を取り入れています。
例えば、その日の実績が良かったメンバーには翌日の在宅勤務を認めるなど、実績とモチベーションを連動させた柔軟な運用を行っています。これにより、メンバーの自主性を引き出しながら、実績の向上も図ることができています。
実績を向上させるために取り組んでいる具体的な戦略は?
重視しているのが、データ分析です。具体的な分析手法として、まず大区分でのデータ収集から始め、最も数値の大きい領域を見つけ出します。その後、中区分、小区分と段階的に分析を深めていく手法を採用しています。
エクセルを活用して独自のダッシュボードを作成し、業界別、従業員規模別など、様々な角度からデータを分析しています。この分析スキルは、前職での経営企画での経験が基になっています。マーケティングや集客戦略の立案を通じて培った分析手法を、現在の案件運営にも活かしています。
特に力を入れているのが、クライアントとのコミュニケーションにおける数値の活用です。データに基づいた提案や報告を行うことで、より説得力のある議論が可能になります。この経験を通じて、より効果的な分析手法を確立することができました。
PDCAサイクルを確実に回すことも重視していますが、特に分析フェーズには時間を投資します。様々な手段で最新のエクセルスキルを積極的に学び、より効果的な分析ツールの開発にも取り組んでいます。
自身が考える、『セイヤク』の強みは?
セイヤクの強みは、さまざまな業界、企業での経験を通じて蓄積されたナレッジベースです。各プロジェクトマネージャーや現場メンバーに相談すれば、必ず一つや二つの有用な知見が得られる環境が整っています。
特に新規案件の立ち上げ時には、この強みが発揮されます。過去の案件での経験や、各プロジェクトマネージャー・メンバーからのアドバイスを活用することで、より効果的な体制構築が可能になります。
また、活発なコミュニケーションも大きな強みです。プロジェクトマネージャー同士の情報交換や、案件を超えた知見の共有が日常的に行われており、組織全体の成長につながっています。この横のつながりを活かした柔軟な対応力も、セイヤクならではの強みといえます。
チームマネジメントや教育で実践していることは?
メンバーの主体性を重視した教育アプローチを実践しています。これは自身の経験から得た信念で、上司の下で多くのチャレンジの機会を与えられた経験が基になっています。この経験を通じて、自ら調べ、考える力の重要性を実感しました。
特に意識しているのは、メンバーに考える機会を与えることです。必要以上の指示を出すのではなく、メンバーが自ら調べ、考え、行動する環境を作ることを心がけています。これは、将来のプロジェクトマネージャーやディレクターとして必要なスキルだと考えています。
ただし、完全に任せきりにするわけではありません。メンバーが困難に直面しそうな場合は、適切なタイミングでサポートに入るよう心がけています。この「見守りつつ支援する」というバランスを保つことで、メンバーの着実な成長を支援しています。
現在は8名のメンバーを統括していますが、それぞれの成長段階に応じた適切なサポートを心がけています。特に数字の分析や戦略立案について、自身の得意分野を活かした指導を行っています。
『セイヤク』をご検討されている方へのメッセージ
私たちは、クライアントの事業目標の達成に向けてサポートさせていただきます。単なる営業代行としてではなく、クライアントの事業に深く寄り添い、共に成長していける関係性を築いていきたいと考えています。
データ分析に基づく戦略立案と、充実したサポート体制により、確実な実績向上をお約束します。また、豊富な業界経験とナレッジを活かし、クライアントの事業成長に貢献できる提案を積極的に行っていきます。
私たちと共に、新たな成長の機会を創出していきましょう。皆様の事業の更なる発展に向けて、全力でサポートさせていただきます。